マルに見紛う多角形

発達障害(ADHD、ASD)当事者が、勉強しながらキャリアとか考えてみます。

[発達障害]職業評価の結果が出ました。

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こんにちは。

一月少し前、ブログを始める少し前に、障害者職業評価センター様にて、「職業評価診断」を受けてきました。

今日はその結果を受けての面談でした。 簡単にブログに綴りたいと思います。




職業評価診断とは


まずは簡単にご紹介を。
職業評価診断とは、「聴き取り」、「POMS検査」、「職業適性検査(筆記)」、「職業適性検査(実技、MWS簡易版)」、「職業レディネス検査」の5つからなります。


「聴き取り」 現在の状況を表します。僕が書かれたことは日常生活とコミュニケーションの面についてです。

「POMS」 現在の感情を表します。感情とは、「怒り」、「混乱」、「抑鬱」、「活気」などです。

「職業適性検査(筆記)」 知的、言語、数理などの認知機能群と、空間、形態の知覚機能群に分かれます。

「職業適性検査(実技)」 指先の器用さや動作の俊敏さから、請求書の間違いチェックや作成など、基本的な体の動かし方から実務的なことまでを測ります。

「職業レディネス検査」 自分の興味や自信のある分野を図る指標になります。




面談の結果


全体を通して思ったことは、「能力についてはほとんど予想通り、感じていることはだいぶ変わったことを示す結果だった」ということでしょうか。

やはり、WAIS-ⅲ検査と同様、言語性IQ的な要素を持つ認知機能群は高水準、どちらの要素も持つ知覚機能群は平均より少し上、動作性IQ的な要素を持つ運動機能群は平均より下、でした。

認知機能群から知覚機能群までの落差が大きいので、やはりそこが生きていく上で支障をきたす部分、ということでしょう。 ここまではある程度予想していました。


予想外だったのは、「POMS」と「聴き取り」、「職業レディネス検査」の結果です。

2ヶ月前の自分はだいぶ尖っているなぁ、と他人事のように感じてしまいました。

怒りや混乱の数値が高く、だいぶ戸惑い、周囲に怒りを向けていたことが客観的にわかります。

聴き取りでは、聞かれたこと以上を答えていた印象です。

また、職業レディネス検査では、研究や芸術領域に興味が偏り、現実や定型業務はほぼ興味なしだったので、今までの仕事への拒否感が強かったのだと思います。




面談の結果を受けて


やはりというか案の定というか、自分の得意なところがインプットだけに偏っており、アウトプット能力やコミュニケーション能力は平均より下の印象なので、いくらインプットを強めてもアウトプット能力がそれに見合わなければ、そのインプットは活かせないのかな、と。

学生の勉強や資格取得みたいなインプットオンリーならなんとかなるかもしれませんが、社会人となるとアウトプット能力が求められますし、そこに対して理解やフォローを求めなければならないんだな、と気付きました。

しかし、理解を社会や会社、周囲の人間に対して求めてもどうしようもないので、まずは自分が変わろうと思います。

というか、周りから理解を得ようと思ったら、最低限頑張らざるを得ないのだと思います。
なんとか、周りの見る目を変えていかないと、と今は思います。
一月半ほど前のように、怒りや混乱ばかりの感情が先行しても、何もいいことなかったですから…

とりあえずは、これを基準にして復職面談を行なっていくので、会社側へ説明する意味でも職業評価を行なって良かったです。

また、それ以上に、自分を客観的に見る事が出来たし、能力値はWAIS-ⅲの結果とリンクしていたので、自分が少しでも埋める努力をしなければならない凸凹がわかったことが良かったです。




今日の記事は以上で終わりです。読んでくださった方々、ありがとうございます。