マルに見紛う多角形

発達障害(ADHD、ASD)当事者が、勉強しながらキャリアとか考えてみます。

[後悔]休職前にしておけば良かった!お金にまつわる4つのこと

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こんにちは。

今日は現実的な話を少々。
今年7月に妻と入籍を済ませ、来年春に挙式をする段取りをしているのですが、ようやく費用の概算が見えてきました。

全部僕が払うわけではもちろんないのですが、それでも結婚資金って高いですよね。
更に夏のボーナスは新生活の家具やら家電やらに消えているので、正直現状かなり切り詰めて生活しても、結婚資金を捻出できるかどうかはギリギリです。

結局、休職前の僕の杜撰なお金に対する姿勢がこのような現状を産んでいます。

結婚などのビッグイベントはなくとも、休職中のお金って何かと入り用かと思います。
誰もが「まさか自分が休職する」と思って生活していないとは思いますが、発達障害特性を持っている方が就職すると、2次障害で休職する確率はどうしても増えてくるとは思います。

特にADHDの特性でもある衝動性は、お金の管理とは本当に相性が悪いです。

そこで、しくじり先生ではないですが、いま僕が「しておけば良かった!」と思う4つのことをご紹介したいと思います。



1、貯金(定期預金口座の開設)


当然と言えば当然ですよね。僕も、去年の夏までは順調にお金を貯めていました。
しかし、その手段は、貯金用の別の口座(と言っても会社の備品等を立て替えたお金が振り込まれる口座ですが)に、その月余ったお金を振り込むだけ、あとはボーナスには最低限手をつけない、というなんとも杜撰なものでした。

去年夏にその口座から一括で、しかも半ば衝動的に中古車を購入してからは金銭感覚が麻痺し、残業代込みの手取りでも微々たる額しか貯金できなくなってしまいました。

このようなことを防ぐには、簡単には出金出来ない定期預金口座を開設し、自分の衝動性をクールダウンさせる必要性があったと思います。



2、通帳記帳の習慣付け


これも普通の人は本当に当たり前にやっていることだと思います。妻と生活して、1番と言っていいくらい驚かれたことでもあります。

僕は学生時代から、「自分の通帳に記帳をする」という概念がないまま過ごしてきました。

さらに、社会人になってからクレジットカードを使用し出したにもかかわらず、記帳をしていないのですから、自分のお金の流れがわからないまま日々を過ごしていたわけです。

「今月いくら使ったか」という結果論でしかお金の管理をしていなかったので、手持ちのお金がたまたま少なかったことが続いた月のカード代に驚かされることも多々ありました。

なかなかいらっしゃらないとは思いますが、通帳記帳は最低でも月に1回は行わないと、本当にお金の流れがわからなくなり、どこを節約すべきかという概念すら持てなくなります。



3、買い物メモ作成の習慣付け


独身時代は、会社の寮に入っていたこともあり、お金に余裕がありましたので、赤字にならない範囲で好きなものを好きなだけ買っていました。

しかし、そのうちのほとんど、主に漫画や服などですが、結婚する際に売り払ってしまうようなものでした。
つまり、無目的に買い物に出かけて、その時の衝動性に任せてお金を使っていたわけです。


そのような過去を反省し、今は「買い物メモ」を作成しています。


漫画や書籍の所有冊数を自分で制限し、完結した漫画は売りに出すなど、モノの管理に乗り出しました。

洋服は、「どんなものが欲しいか(どのブランドのどのようなアイテムか)」をかなり明確にメモし、給料日前などある程度支出が確定し、余裕がある場合のみ買うように心がけています。



4、会社の給与や賞与、手当に関する規定の熟知


今、1番後悔していることはこれです。あまりにも突然の休職だったため、会社の規定を調べる暇もありませんでした。

そもそも、事務職員であるのだから、最低限自分に関係しそうな規定は覚えておけ!という話なのですが、営業や技術職の方に聞かれたら、規定集の中から要点を抜粋して答えればいいと甘く考えており、実際それで乗り切れていました。

業務にいっぱいいっぱいだったので適応障害と診断されたわけではありますが、せめて、一度調べた規定はその時にノートに書き留めておけばよかった、と今になって思いますが、時すでに遅しです。

休職期間中、一度部長と休職中の給与や有給の消化等に関する面談を行ったので、大まかには把握していますが、現状1番の心配事は「冬のボーナスが出るのかどうか」です。

調べて見たところ、法律に明確な基準があるわけではないので、査定期間に少しでも働いていれば満額でる場合、働いた日数を査定期間日数で割って賞与を算出する場合、休職した時点でボーナスが出ない場合、など、会社によって様々なようです。

僕の場合、4〜9月の査定期間のうち7月いっぱいまでは働いていたのですが、最悪支給されないこともあり得るわけです。

当然査定額が低いことはわかり切っていますが、ボーナスが出るか出ないかによって、お金を貯める心構えも目標額も変わってきますので、若手サラリーマンにとっては一大事です。



総括


以上が、ぼくが「やっておけば良かった!」と後悔している4つのことです。
みなさんからしたら当たり前のことだと思いますが、ぼくはこの「当たり前」ができなかったし、意識もしていなかったのです。

この記事で、もし「自分の中では意識していないけど、世間ではやっていて当然のこと」に思い当たる節がある方が、自分の生活習慣を見直すきっかけになれば幸いです。




長くなりましたが、今日はこれで終わりです。読んでくださった方々、ありがとうございました。