マルに見紛う多角形

発達障害(ADHD、ASD)当事者が、勉強しながらキャリアとか考えてみます。

[結婚生活]「世界一難しい恋」最終回から学んだこと

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こんにちは。

私事ですが、僕は今年の7月に結婚しております。
その1ヶ月後に発達障害が発覚し、休職しておりますので、妻には悲しい思いばかりさせているかと思います。
後は、やはり拘りが強いので、妻とのちょっとした生活習慣の違いが非常にストレスになっていました。

そんな中、たまたま実家で録画してあった「世界一難しい恋」というドラマの最終回を見たのですが、何というか、今の自分たちの状況とリンクしている箇所が多くて、思わず苦笑してしまうほどでした。



「世界一難しい恋」の概要(ネタバレ有)


このドラマは、大野智演じるホテル会社社長の高飛車で不器用な主人公と、波留演じる一本気で意思の強いヒロインの、一見ミスマッチに思える2人が何度も衝突しながらも、周囲の支えもありながら恋愛を進展させていく、というストーリーです。

最終回では、結婚を意識した主人公が、結論を急ぎ同棲を迫り、お互い話し合った結果同棲を開始し、衝突を乗り越えて高飛車な主人公も少しずつ変わっていく、という展開でした。



人と暮らすことの難しさ


高飛車な主人公は、同棲を開始するにあたり、「自分の思い通りにならなくても絶対に我慢する!」と宣言し、事実その通りにするのですが、不満は顔に露骨に出る有様。
ヒロインが「我慢していることがあったら言って」と言ったことで堰を切ったように不満を述べる場面があるのですが、これが本当に自分を見ているようで…

主人公の我慢とは、靴下の収納の仕方だとか、洗い物のタイミングだとか、お米のかたさ加減だとか、一見すごく下らないのですが、自分もそんな些細なことでストレスを感じていたなぁ…と思わず感情移入してしまいました。

僕ら夫婦は同棲を経ておらず、結婚後から同棲を開始しましたが、性格が近い部分が割と多いので、まぁ俺が我慢すれば大丈夫だろう、と高を括っていました。

妻のちょっとした感情の乱高下も、次第に許せなくなったり…。好きで結婚したはずなのに、今思うとなぜ許せなかったのだろうと思います。



妻や恋人に「母性」を求めてはいけない


妻や恋人に甘えてはいけない、とは思いません。でも、妻や恋人は別人格であり、自分を産んで無条件に愛情を注いでくれる、母親と混同してはいけないということです。

別人格としての妻を尊重し、妻の生活リズムを尊重し、お互いの妥協点を見つけ、改善する。そのサイクルが出来ていなかったし、そのサイクルを行う前提に僕が立っていなかったのだと思います。


明日の夜、自宅に戻ってからは、妻を尊重し、最も信頼を置けるパートナーとして、接していこうと思います。 「親しき中にも礼儀あり」ではないですが、最愛の女性として、また最高の親友として、これからは妻を支えていける夫でありたいと思います。



今回の記事はこれで終わりです。読んでくださった方々、ありがとうございました。