マルに見紛う多角形

発達障害(ADHD、ASD)当事者が、勉強しながらキャリアとか考えてみます。

[工夫]心療内科に行く前には、メモを取るといいかも!

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頭の中が散らかるADHD

発達障害という括りでも広範囲なのに、ADHDという限られた病名の中でも症状は十人十色。
僕の場合は、常に頭の中がとっ散らかっており、5〜6個位の事柄を無意識下で同時に物事を考えている感覚があることが主症状だろうか。
そんな状態で心療内科に行こうものなら、さぁ大変。「何から話そう」、「今日は天気がいいからこの後お散歩しようかな」、「今日はkindleセール日だったな」とか同時に考えながら、カウンセリングを受けている。ほとんどの話は不毛なもの。
お互いにとって損。僕は、お金を払っているのに伝えたいことが伝えられない。担当医は僕1人のために時間を取られる。Win-Winならぬlose-loseの関係だ。
これはなんとかしなければ。僕は色々と考えた。

辿り着いたのは、メモ作成でした

前日以前にメモを作成する。話したいことをバーッと書いていって、それを推敲する。以下は参考までに撮ったスクショだ。

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これで、カウンセリング時間をだいぶ減らすことができた。今は5〜10分程度だろうか。薬の増減や、具体的なケース対処の話が多くなった。これは、経験というよりも、限られたcase-by-caseで物事を把握する僕にとっては本当に大きい。

メモ自体は、僕はiPhoneの基本アプリを使っている。アナログにノートでもいいし、僕はあまりアプリ方面に明るくはないが、使い易いメモアプリが他にあればそれでもいい。
大切なのは手段ではなく、「考えを整理し、文章化する」という過程と、「カウンセリングの有意性を高める」という結果である。

今日のまとめ

ADHDはじめ、発達障害の特徴には定型的なものはないと言っても過言ではないようだ。 症状ではなく、自分の特性を説明する必要がある。
初めのうちは、とにかくやってみること。そのうち精度はついてくるだろう。かくいう僕も、この間担当医から、「分析の精度が向上したね」とようやく言われたくらいだ。

自分の事は中々自分では分からないものだが、とにかく①分かろうとする姿勢、②メモの習慣化、が大切ではないかと感じた。


今日も最後まで読んでくれた方、どうもありがとうございました。