発達障害重ね着男の備忘録

発達障害(ADHD、ASD)持ち。備忘録的に継続して行く事が目標です。

百名山制覇への道〜練習編(春日井三山)〜

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こんにちは。
今日は、僕の趣味でもある登山について書いていきたい。


「山登ラー」とは

まずは僕の登山についての立ち位置から。
学生時代から南アルプス方面の2500〜3000m級の山々に登っていた。しかし、本格的に始めたのは学生以降、仲間の支えのおかげでなんとか登ってこられたようなものだ。しかも残雪の少ない初夏から晩夏。ただでさえ身体が弱いのに、冬山なんていったら即死する自信がある。「登山家」という肩書きは僕には荷が重すぎる。

かと言って、毎週末に近い頻度で近所の山に登っているほど登山好きな、「登山愛好家」でもない。年に2〜3回は 山に登らないとモヤッとする程度の山への愛だ。 アイドルに対する愛以下なのは言うまでもない。
登山家でも、登山愛好家でもない、そんな自分を、僕は「山登ラー」と呼ぶことにした。 山に登る人、それ以上でもそれ以下でもない。そんな意味を込めて。


シリーズ「日本百名山制覇への道」

しかし、「山登ラー」という中途半端な立ち位置と言えど、山を登るものとして憧れである山々がある。それが深田久弥翁が選定された「日本百名山」である。
山登りをするものならば、百名山の1つは登っておかなければ、という心理が働く。
もっと言えば、全く見知らぬ人と山で遭遇した際、必ず百名山は話題に上る。そして、どちらがより多くの百名山を登っているかの探り合いが始まる。スクールカーストならぬ、マウンテンカーストを決めるのである。
マウンテンカーストの上位になりたいわけではないが、より多くの百名山に登りたい。これはもう「山登ラー」としては、音楽好きがフジロックに参戦したいと思うくらい自然なことなのである。

そんな百名山に、年に2〜3回のペースで登って行き、記事にしたい。そのカテゴリーを「日本百名山制覇への道」と題したい、と言うわけだ。



練習として、春日井三山へGO!

という訳で、秋真っ盛り、山はもう冬到来仕掛けているこの週末、ノコノコと百名山、かつ日本一登り易い3000m峰と呼ばれる乗鞍岳に登って来るのだが、いかんせんブランク期間が長い。不安しかない。最早不安で死ぬ。これは練習が必要だ!

そう思い立った僕は、一路愛知県春日井市へ。春日井三山と呼ばれる、愛知岐阜の県境、道樹山、大谷山、弥勒山という430m級の山々が3つ立ち並ぶ場所へ出かけた。 字面だけ読むとハイキングだ。僕もそう思っていた。その思い込みが間違いだということを、後に身を以て知ることとなる。

車を停めて登山コースへ。今回は細野キャンプ場コースを選択。

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登山口からいきなりの分岐点。
捻くれ者の僕は「表道」、「正道」、「王道」なんて言葉がとにかく苦手だ。迷うことなく「柿の木池、沢道」コースへ。柿の木池、縁者不動の滝までは、木々が生い茂る林道といった趣き。

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山っぽい景色。久々に見てテンションが上がる。

しかし、滝からは、なんの脈絡もなくいきなり急な登山道に。写真では辛さが伝わらないのが歯がゆい。

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この階段を登りきったところが、表道との合流点だった。いったんそこで小休止。ここまでだいたい20分位だろうか。もうキツイ。帰りたい。ストラテラの副作用で汗はダラダラ。

そんな僕の気持ちを知ってか、なお険しくなる山道。
「あかん、乗鞍岳行ったら死ぬ、止めよう」何度もそう思ったが、春日井までの高速代とガソリン代を思うと引き返すわけにもいかない。合流点から数えて20分後、本格的な休憩を取った。

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僕以外誰もいない。持参してきたボルヴィックがやたら上手い。あたりは風の音、遠くに聞こえる中央線のガタゴトとした移動音。街の中では聞こえない音を聞く、これもまた山の醍醐味…などと考え辛さを紛らそうとしたが、疲労感は抜けないので10分程で出発。そこから10分程で、ようやく道樹山に到着!

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とにかくここまで来るのがきつかった。春日井三山にハイキングに来ようなんて人がいたら、道樹山までの辛さと、間違ってもスニーカーできてはいけない、という事だけは言っておきたい!本当に!!

道樹山からは、大谷山、弥勒山と続くが、道樹山で出会ったおじいさん、通称Iさんと同行していくことになった。

マウンテンカーストの話(Iさんは歴戦の猛者)、Iさんが毎日春日井三山を登っている話などをしていると、あっという間に大谷山に!

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道樹山から大谷山まではだいたい20分。急な坂や階段も少ないので、比較的単純にハイキング気分を楽しめるコースだ。

大谷山から弥勒山までは、山でのマナーや礼儀についてIさんから教わった。対向者を待つときは、自分が谷側にいなければならないこと。挨拶は満面の笑顔ですること。そしてIさんの年齢が80代であるということ!!これがその日1番の驚きだった。

そんなこんなで弥勒山頂へ! 弥勒山は展望も素晴らしい。 大谷山から弥勒山までは15分位。

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写真だと素晴らしい展望が伝わらないのが残念。
Iさんはこれからピストンして戻ってくるというので、展望台でお昼にすることに。

妻が仕事前に握ってくれたワサビ昆布入りおにぎりを食べていると、叔母さま方が話しかけてきてくれた。 楽しいランチタイムであったが、叔母さま方から衝撃の一言。

「道樹山から!?大変だったわねぇ…。あそこから登れるなら、多分富士山余裕よ」

マジかよ…他のルートあったのかよ…富士山余裕て…

その後、戻ってきたIさんと記念写真をとり下山。記念写真を載せたいところだが、いかんせん山の男はシャイなのだ。察していただきたい。

下山は30分ほど。トレイルランしている人もいたくらいだった。かえってゆっくり下る方が辛いなと思ったので、安全な範囲で急ピッチで下山した。

総括

春日井三山は、手軽ではあるが、ブランク期間が長ければある程度の覚悟を持って登らなければならない山、と印象。登り切れたのはIさんはじめ優しい地元民の方々のお陰だ。本当に感謝したい。

今週末は乗鞍岳。油断だけはせずに、マウンテンカーストを上げてこようと思う。